車窓から目にもおいしいソバの花 北陸新幹線延伸の福井各地で見頃
福井県内各地でソバの花が満開となっている。同県坂井市では、今年延伸したばかりの北陸新幹線がソバ畑の真横を通過し、秋風に揺れる白く小さいかれんな花は、車窓からも楽しめる。 【写真】満開となったソバの花。奥に見えるのは敦賀駅まで延伸した北陸新幹線=2024年10月2日午後0時38分、福井県坂井市、金居達朗撮影 県福井米戦略課によると、北陸新幹線の走る坂井市、鯖江市、越前市と連携し、ソバ畑が車窓からまとまって見えるように、新幹線の線路沿いの約100ヘクタールの農地にソバをまとめて植える「団地栽培」を昨年度から始めた。県全体では、約3500ヘクタールの面積でソバを栽培している。 10月中旬に花が落ち、下旬ごろから実の収穫が始まる。飲食店では早いところでは10月中にも新そばが食べられるという。（金居達朗）
朝日新聞社
