節イチの回り足を誇る牧宏次がV戦1枠/ボートレース津
ボートレース津の「津PR第3戦ボートレース津交通安全運動」は22日、最終日を迎える。 準優10Rからは中村尊、赤坂俊輔が勝ち上がった。中村は「安河内将君に教えてもらった形でゲージを作ってきた。それが当たりました。感謝しかないですよ」と笑顔。最初は伸び不足を気にしていたが、今は戦える足になっている。 11Rは節イチの回り足を誇る牧宏次が1号艇で登場。ほぼ横一線のスリットからそのまま押し切った。中里英夫が内有利に差し追走。牧は「最初はA1級なんで無理って言っていたけど今は6.21あたり?上がるもんですね」とにやり。ただ、出走回数が少ないだけに優勝戦で6着を取るとボーダーまで急降下してしまうが、「それも受け入れますよ。運命です!」と両手を合わせた。 12Rは着位差で予選トップを奪った豊田健士郎が人気を背負った。インからコンマ10のトップスタートを決めたが、3コース川原正明が捨て身のツケマイ。これがものの見事に決まり、豊田を引き波へ沈めてしまった。岡部大輝が北中元樹を競り落として2着を確保。豊田は4着に敗れて、3連単3-2-4は7万6020円の高配当になった。 この大波乱により、牧が優勝戦1号艇を獲得。2019年の多摩川年末シリーズ以来の優勝へ、絶好のチャンスを迎えた。
マクール