バイエルンの新・幹部候補は新たな波風を立てる恐れも【現地発】
王者から安定感が失われた
バイエルン入りが噂されるマックス・エバール。(C)Getty Images
レバークーゼンを追走するバイエルンに何かしらの動きがあるかもしれない。冬の移籍市場での即戦力補強に加え、新たなクラブ幹部の招聘も噂されているのだ。王者がかねてより興味を示す人物、エバールの素顔や魅力とは――。(文:ベンヤミン・ホフマン/訳:円賀貴子 2024年1月18日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― ドイツサッカーを熱心に追いかけていない人は、年末年始に目を疑ったかもしれない。ブンデスリーガの順位表の一番上に、バイヤー・レバークーゼンと記されているのだから。もちろん、記載ミスなどではない。これはレバークーゼンのあらゆる関係者、とりわけシャビ・アロンソ監督の素晴らしい手腕による賜物だ。現在42歳のスペイン人指揮官は遅かれ早かれ、世界的な名将の仲間入りを果たすだろう。 首位の座を明け渡している現状に
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