PS舞台裏 ドジャースのE・ヘルナンデス、大谷の素顔を披露「爆音で音楽が流れているのに、座ってただ漫画を読んでいる」
ナ・リーグ、リーグ優勝決定シリーズ第6戦(ドジャース10―5メッツ、ドジャース4勝2敗、20日、ロサンゼルス)ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)が大谷の素顔を明かした。第6戦前の会見で「彼は冗談を言うのが好きで、楽しい時間を過ごしている。子供っぽいところがあって、それが重圧から解放されている要因だと思う。それは史上最高の選手になるために必要な要素だからね」と大舞台でも動じない精神面を分析した。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん それは移動の際にも垣間見えたという。「翔平の一番好きなところは(パドレスとの地区シリーズを戦うための)サンディエゴ行きのバス、あるいは飛行機に乗っているとき、パーティーのように爆音で音楽が流れているのに、座ってただ漫画を読んでいるところ。それが翔平なんだ」と証言した。 自身はメジャー11年のキャリアで9度目のPS出場。今年は2本塁打を放ち、通算15本塁打をマークしている。地区シリーズ第1戦で苦戦した山本をサンディエゴのカフェに誘い、気持ちを前向きにする言葉を掛けるなど、面倒見の良さでも知られる。(尚)