城西大が復活の3位!4区まで「100点」の継走で20年ぶりトップスリー/全日本大学女子駅伝
◇第42回全日本大学女子駅伝(10月27日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着・6区間38.0km) 全日本大学女子駅伝の総合成績をチェック! 第42回全日本大学女子駅伝が行われ、立命大が2時間3分03秒で9年ぶり11度目の優勝を飾った。 城西大が2時間5分41秒で3位に入り、20年ぶりのトップスリー入りを果たした。 前回、3年連続の7位を経て4位に入賞。それをステップに、「3位、3位と言いながら1年間やってきました」と赤羽周平監督。そのための戦略が、2区・鈴木優菜と4区の石川苺の2年生コンビを「ストロングポイントとして」生かすことだった。 1区の1年生・本澤美桜が5位と好発進すると、鈴木、3区のルーキー・沖田梨花、石川と3連続区間2位の好リレー。3区から2位に浮上し、赤羽監督は「序盤の4区まで、ピッタリ設定通り。100点のレースでした」と振り返る。 残り2区間は3年生の金子陽向と髙橋葵も、「強力な選手が集まっているところをしのいでくれた」と赤羽監督は上級生のがんばりを称える。2004年以来のトップスリー入りに「目標を達成でき、学生たちは本当に素晴らしい。誇らしく思います」と笑顔で話した。 1998年と2000年の2度の優勝実績がある名門。シード権を逃したり、ふたケタ順位にとどまる時代もあったが、赤羽監督、妻の赤羽有紀子コーチ態勢となり、復活の気配を漂わせている。
月陸編集部