アルファベット傘下の自動運転事業、評価額は450億ドル以上-関係者
(ブルームバーグ): 米アルファベット傘下の自動運転事業ウェイモの企業価値が、最新の資金調達ラウンドを含め、450億ドル(約6兆8600億円)以上と評価された。事情に詳しい関係者が明かした。
ウェイモは先週、グーグルの親会社、アルファベットが主導した資金調達で56億ドルを確保したと発表。評価額は明らかにされなかった。
ウェイモの広報担当者は、コメントの依頼にすぐには応じなかった。配車サービスで米ウーバー・テクノロジーズと競合するウェイモは、カリフォルニア州サンフランシスコやアリゾナ州フェニックスといった都市で配車サービスを急速に拡大しており、有料配車回数は週15万回以上に上る。
ウェイモは、生命科学事業ベリリーなど、さまざまなビジネスを集めたアルファベットの「アザー・ベッツ部門」の一部。この部門の7-9月期(第3四半期)の売上高は3億8800万ドルと、前年同期の2億9700万ドルから増加した。
原題:Alphabet’s Waymo Valued at More Than $45 Billion After Funding(抜粋)
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Katie Roof, Edward Ludlow, Gillian Tan