元秘書暴行報道で豊田真由子議員が謝罪会見(全文1)刑事事件ついては捜査中
報道には事実と違うところもたくさんある
ただ、『文藝春秋』などにも書かせていただきましたけれども、報道には事実と違うところもたくさんございまして、その辺りは私としては、今後の捜査の過程で明らかにしていっていただくものというふうに期待をしておるところでございます。いずれにいたしましても、私は自分の言動に対してしっかりと責任を持ち、元秘書の方、大変ご迷惑を掛けた方に対してしっかりと誠心誠意、対応をしていかなければならないというつもりであるということを、あらためてこちらで申し上げさせていただきたいというふうに思います。すいません。 先ほど、こちらの同じ会場で、後援会の方にお集まりをいただきまして、おわびとこれまでの、私がどう考え、過ごしてきたかといったこともお話をさせていただきました。そうした中で、もちろん大変厳しいご意見もいただきました。本当に私を5年間支え続けてきてくださった皆さまでありますので、その方たちが中心になって、豊田を頼む、豊田真由子を応援してくれというふうに、いろんな方に一緒に歩いて頭を下げてくださった方たちであります。ですからそういう自分が、皆に応援してくれと頼んだおまえがこういうことになって、大変、自分としては残念だし、裏切られた思いだというようなお声も当初、ございました。 ただ、いろいろご事情を説明をしていくうちに、やはり多くの方がおっしゃってくださったことは、この5年間、当初、私が落下傘でこちらに参ったものですから、血のにじむようなと自分で言うとおかしいんですけれども、血を吐くような思いで地べたをはって、お1人お1人と信頼関係を築いてきた、そして地元のために、国のために一生懸命働いてきたことは皆がちゃんと分かっている。おまえぐらい馬力を持って仕事をする人間はこれまで見たことは、議員さんとして見たことは、ほかはいなかったんだ、だからここでもう本当はゼロからではなくてマイナスからの出発になると思う。それはつらい道ではあろうけれども、精いっぱい自分たちも応援するから、もう1回頑張れというお言葉をいただきました。 ただ、私が1人でそれをもちろん決めれることでもございません。そのための後援会の方のお集まりでございましたので、まだそういう厳しいご意見と、また、なんとか必死で、命懸けでこれまで培ってきたこの5年間の信頼関係、絆を、そして実績を無駄にすることなくもう一度頑張れという温かなお声もいただきまして、そういったお声があったということをご報告をさせていただきたいというふうに思っております。 そして、私、入院をしておりましたので、正直こんなふうな、そしてこういうふうに言われてしまっている自分はもう、生きていくのも恥ずかしいというか、死んだほうがましじゃないかというふうに、本当に最初のころはずっと思っておりました。体重も少し戻ったんですけれども、かなり心身、故障をしまして、お恥ずかしながら薬を飲んで、ちょっとインタビューなんかもそうだったんですけれども、やらせていただいていまして、楽な道であればそれは議員を辞めてしまったほうがよほど楽なんじゃないかというふうにも思いましたし、そうやっておっしゃる方もおりました。 けれど孤独の中で、この入院している間、考え抜いて、楽な道に逃げるのではなくて、もちろん私が1人で決めることではありませんけれど、この恥をさらしながら、お叱りをお怒りをいただきながら、猛省して生まれ変わって、もう一度、地域と国のために身を粉にして働かせていただく、そのことで償いと責任を果たしていくこともまだ大事なことなのではないかと、そういうご理解をもしいただけたらまた頑張っていきたいなというふうに今日、後援会の方のお顔を、お1人お1人を拝見をして、お声を聞いて思ったところでございます。