「ユンス」が“生レチノール“配合の美容液を発売 プロデューサーの千葉由佳は卒業
スキンケアブランドの「ユンス」は12月2日、新ライン“プレエイジングケアライン”を立ち上げ、第1弾として生レチノール配合の“生VAダーマ美容液”(1g×28袋、4950円)【医薬部外品】を発売する。全国のバラエティーショップ、ショッピングモール、公式サイトで取り扱う。 【画像】「ユンス」が“生レチノール“配合の美容液を発売 プロデューサーの千葉由佳は卒業
“生VAダーマ美容液”は、同ブランドが“生レチノール”と表現する100%純粋な“レチノール油液”を採用。光や熱に弱いといった成分を独自の製剤化技術で補い、フレッシュな状態で肌に届ける。さらに、シミ対策とシワ改善にアプローチする“ナイアシンアミド”と肌のバリア機能を高める“グリチルリチン酸ジカリウム”を配合し、機能性を高めた。
肌への負担を配慮し、香料や着色料、鉱物油、アルコールはフリーとした。テクスチャーは、浸透感を感じながらも瑞々しい質感にこだわった。光に弱いというレチノールの特性から夜の時間帯での使用を推奨する。
千葉由佳氏はブランドから離れて独立へ
「ユンス」は2021年11月に美容家の千葉由佳氏が立ち上げ、22年に1月にAIマーケティング、D2Cブランド事業を行うAiロボティクスの傘下となった。千葉氏がブランドプロデューサーとして引っ張ってきたが、このほどブランドを離れて独立することを発表した。千葉氏は「今後は育ての親、生みの親のような気持ちでブランドを見守っていきたい」とコメントした。
「ユンス」は美白とシミのケアに重点を置いた商品を中心に計10アイテムをそろえる。代表商品は生ビタミンC配合の“生VC美白美容液”(1ml×28包、3960円)で、累計販売個数は380万個を突破した。販路は自社ECが主力でありながらバラエティーストアやドラッグストアなどのリアル店舗にも広げており、24年8月時点で導入店舗数は7510店となった。ブランドの売り上げは右肩上がりに成長を続けている。
アンバサダーに武井咲を起用
ブランド創立3周年を記念し、武井咲をアンバサダーに起用した。13日から“生VC美白美容液”の世界観を表現したプロモーションムービーを公式サイトで公開している。同社の池田愛執行役員ブランド事業部長は「インフルエンサーブランドという先入観から今まで手に取ってもらえていなかった人たちに届くきっかけになればと思いから起用に至った。今後はよりリーチする層を広げていきたい」と話す。