中京大中京の控え捕手は、筑波大で正捕手となりベストナインを獲得
この春、正捕手として学んだことを生かして
春季リーグ戦、筑波大は6チーム中4位という結果だった。春の経験、夏の積み上げを生かし、秋はもっと上を目指したいところだ。正捕手として1シーズン戦った西川は「やっぱりオープン戦と違ってリーグ戦は本当に9回2アウトでも最後のアウトを取るまで何があるかわからないし、一発も簡単に出るので、一球で勝敗、形勢が一気に変わるところがキャッチャーとしては怖いと感じました。それを意識して、より丁寧に丁寧にというのを心がけるようになりました」と、学んだことを振り返った。 「特段肩が強いわけでもないので、しっかり安定して捕って投げて止めて、というところも心がけています。今年はピッチャーをいっぱい継投していくと思うので、しっかりピッチャーの良さを引き出せるようになんとかやっていきたいです」 初のレギュラーで初のベストナインを受賞した西川が、秋はどんな姿を見せてくれるか。9月7日に首都大学野球秋季リーグが幕を開ける。
(取材・文・写真 山本祐香)