特殊詐欺防止へ小学生が年賀状作り 祖父母宛てに「怪しい電話はまず相談してください」【長野・松本市】
松本市の小学生が祖父母宛てに年賀状を書きました。新年のあいさつに加え電話でお金詐欺への注意が書き添えてあります。 安曇小学校の6年生は今年度、松本警察署から地域の防犯活動に参加する「わが家のセーフティーリーダー」に委嘱されています。 その活動の一環として、祖父母宛てに電話でお金詐欺への注意をしたためた年賀状を作りました。 県内では今年、先月までに195件の「電話でお金詐欺」が発生しています。そのうち、103件が65歳以上の高齢者です。 ■同居する祖父母へ 「詐欺とかに気を付けてね(と書いた)。」 ■市外と県外に住む祖父母へ 「(怪しい電話は)まず相談してください、と書きました。」 今年の「電話でお金詐欺」の被害額は7億6000万円余りで、前の年の同じ時期に比べて2900万円ほど減ってはいるものの依然高止まりの状況です。