6月22日　ドジャース対エンゼルス　3回裏ドジャース無死一塁、右中間へ2点本塁打を放ち打球を見つめる大谷

　ドジャース大谷翔平投手（29）が、24日（日本時間25日）の敵地ホワイトソックス戦で日本選手初となる4試合連続本塁打に挑む。毎年6月は好調の大谷だが、特にここ7戦は計6発と爆発。16日の本拠地ロイヤルズ戦で今季2度目の2本塁打、18日の敵地ロッキーズ戦で今季メジャー最長476フィート（約145メートル）弾を記録。21、22日の古巣エンゼルス戦で続けて450フィート（約137メートル）超えの特大弾をたたき込み、一気にリーグ本塁打数トップに浮上した。21日の試合後には「最近は打つべくして打ってるなとは思うので。感覚的にはやっぱり4月、5月よりは全然いいんじゃないかなと思います」と話すなど、手応えを実感している。 【イラスト】大谷翔平が本塁打、打率トップ／ナ・リーグ打撃上位一覧（米22日現在） 　3戦連発は今季2度目、通算では8度目だが、4戦連発となれば自身と松井秀喜を上回り日本選手初。ホ軍戦はエンゼルス時代から得意としており、通算35試合で打率3割1分8厘、16本塁打、35打点、OPS1・192。現在の好調ぶりと好相性を考えれば、偉業達成の可能性は十分だ。 　今季は打率でも両リーグトップの3割2分1厘と高水準を維持している。現在チーム79試合で97安打。ホ軍との2戦目でシーズン折り返しを迎え、それまでに3安打を放てばちょうどシーズン200安打ペース。このまま勢いを維持できれば、10年イチロー以来、日本選手2人目の200安打到達も射程圏内だ。