巨人・赤星優志 すべての球種をしっかりと操る安定感のある投球。懐を突く姿勢も◎【荒木大輔のPitching Analysis】
150キロ近い平均球速を誇る直球、多彩な変化球をしっかり制球する赤星[写真=川口洋邦]
一つひとつのボールをしっかりとコントロールし、安定感の高いピッチングを見せてくれました。9月7日のヤクルト戦(神宮)で先発し、6回5安打2失点で自身3連勝をマークした大卒2年目の巨人・赤星優志投手です。4回裏二死までパーフェクトピッチングでしたが、乗っていけたポイントは初回にあったと思います。 実は立ち上がりはコントロールがバラついていました。一番・内山壮真選手に対してはカウント1-2からカットボールがワンバウンド。続くカーブ、直球は甘めに入りましたが、内山選手が仕留め切れずファウルになり、最後はシュートで遊ゴロに。二番・長岡秀樹選手に対しても変化球が制御できずにフルカウントとなり、7球目の直球はど真ん中へ。しかし・・・
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週刊ベースボール