二宮和也、莉子ら新キャストを得てパワーアップ! タイを舞台に事件を追う「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」
ABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」(全8話)の放映が、11月7日(木)より始まった。 【写真】前作の大ファンだった二宮和也が警察官僚として出演 「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」の一場面
未見の方もシリーズへの理解が深まるポイントを紹介
「インフォーマ」といえば、2023年1月クールにカンテレで放送された連続ドラマが記憶に新しい。あらゆる情報に精通し、その情報をエサに商売をする〝インフォーマ〟・木原慶次郎(桐谷健太)と、ペンの力で権力に立ち向かうジャーナリストに憧れている「週刊タイムズ」の記者・三島寛治(佐野玲於)が、それぞれの野心に突き動かされて「火だるま事件」の黒幕を追う、骨太なクライムエンターテインメントだ。 本作はその続編ではなく、沖田臥竜による原作「INFORMAⅡ -Hit and Away-」(サイゾー文芸部刊)を映像化した新シリーズという位置づけだ。といいつつ、桐谷と佐野をはじめとする主要キャストが全員続投しているため、23年版「インフォーマ」の2年後のストーリーと受け止めるのが自然だろう。 前作はNetflixやAmazonプライムビデオ、ABEMAなどで視聴可能だが、本作から見始める新規視聴者のために、把握しておくとわかりやすいよ、というポイントを列挙しておこう。 ・インフォーマのシノギは情報である。 ・木原は週刊タイムズの編集長(MEGUMI)と情報を共有している。 ・木原は三島を「ポンコツ」と呼んでこきつかうが、三島はそれが面白くない。 ・三島は2年前に木原のせいで命の危機にさらされたが、そのおかげでスクープ記事「火だるま事件」を世に放つことができた。 ・三島のモチベーションは、木原の力を借りず特ダネをものにし、一流の記者として認められること。 本作で三島は、東京都内で発生した「闇バイト殺人事件」の取材を命じられ、実行犯が現場から盗み出した「マイクロチップ」を手に高飛びしたタイ・バンコクへと飛ぶ。スクープをものにするぞ!と意気込んでいると、すべては木原(と編集長)の筋書き通りに進んでいたことを知り、またしてもプライドを傷つけられてしまう。