軽トラ10台がパレード 「制限速度を守ろう」と呼び掛け地域走る 三重・松阪
交安運動に合わせ阿坂地区
「令和6年年末交通安全県民運動」(10日まで)に合わせて、三重県松阪市松阪市の阿坂地区住民自治協議会(房登司会長)と松阪署、松阪地区交通安全協会などは7日午前8時半から、小阿坂町の阿坂地区市民センター周辺で、阿坂交通安全隊による「交通安全パレード」を実施した。パトカーの誘導で軽トラック10台が連なって地域を走り、安全を啓発して回った。 同地区では2018(平成30)年に交通安全への啓発や、意識高揚を図ろうと、同協議会会員らの軽トラック所有者や、日頃地区内を運転する人たちで阿坂交通安全隊を結成し、パレードを行っている。 この日は同協議会などから約60人が参加した。房登会長(69)=大阿坂町=が「私たちのまちが、より安全になるように、このイベントを開催しています。一人一人が交通ルールを守り安全な社会を築くことが大切です」などとあいさつ。その後、パトカーを先頭に「制限速度を守ろう」のステッカーや、「スピード落とせ」と書かれたのぼり旗を揚げた軽トラックが並んで出発し、町内を回った。 同協会阿坂支部の永原正義さん(74)=同町=は「この地域は道が狭いので大きな事故はないけど、すれ違い際の接触事故が多いです。スピードを出さずに気を付けてもらえれば」と話した。