【2歳新馬・京都5R】ナグルファルが競り合いを制して初陣V 杉山晴師「この距離で教えていきたいです」
10月12日の京都5R(2歳新馬、芝2000メートル、13頭立て)は、川田将雅騎手の1番人気ナグルファル(牡、栗東・杉山晴紀厩舎)が好スタートから2番手を追走すると、最後は逃げ粘るロードガレリア(12番人気)との競り合いを半馬身差制して初陣を飾った。タイムは2分0秒7(良)。 2着から1馬身3/4差遅れた3着には藤岡佑介騎手のマテンロウシルビア(5番人気)が入った。 ナグルファルは父エピファネイア、母ランドオーバーシー、母の父Bellamy Roadという血統。半兄に今年の東京ダービー2着のサトノエピック(父キタサンブラック)がいる。 ◆杉山晴紀調教師(1着 ナグルファル)「ゲートが速いのは練習でイメージできていました。新馬戦はスタートが有利に働きますからね。エピファネイア産駒らしく真面目すぎるところはあるので、そのあたりは今後、競馬を覚えていって課題になりがちですが、距離を詰めていい血統ではないので、この距離で教えていきたいです。体つきからまだダメージが残りやすいし、気持ち的にも詰めて使っていいタイプではないので一回放牧に出します」