阪神・小川一平、150万円ダウンの年俸850万円でサイン TJ手術から来季1軍復帰を目指す「期待は自分の中で持っている」
阪神育成・小川一平投手(27)が18日、球団事務所で契約更改交渉を行い、150万円ダウンの年俸850万円でサインした。 昨年シーズンオフに右肘の内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、育成契約となってシーズンを迎えた。鳴尾浜での練習を中心にリハビリを継続。ブルペンで捕手を立たせての投球練習も行うところまできた。復帰を目指す来季へ「今年1年、まるまる投げられなかったのは初めてで、気持ちのアップダウンもあったが、今はだいぶ調子良くできているので、投げられる姿を見せられるのに近づいたなとは思っている。まずは支配下になって、1軍の舞台で投げるのが1番の目標」と抱負を語った。 チームでは高橋遥人投手(29)がトミー・ジョン手術を経て8月に3年ぶりに1軍復帰すると、4勝を挙げた。「近くでずっと練習していた遥人さんが復帰してすごい活躍したし、島本さんも最近もすごい活躍していて、復帰できればああいう活躍ができるんじゃないかっていう期待は自分の中で持っていたりはします」と、小川も来年のカムバックを目指す。