10年在宅介護経験者が語る「介護のコレが大変!」その負担を軽減させる3つのポイント
(3)介護スキルを身につけてスムーズに
在宅介護をするのであれば、介護スキルがあるとスムーズです。移動介助や排泄介助は身体的な負担が大きいので、介護スキルがあると負担も少なく介助できます。介護教室に参加したり、余裕があれば初任者研修に参加してみることをおすすめします。 介護は心身共に負担を感じるものです。少しでも困ったことが出てきたら、地域包括支援センターなど身近な相談機関に相談してみてください。また、介護者もストレスや負担をためないよう、積極的に離れることも意識してください。 そして最後に1つ。これはよく言われることですが、介護する人が幸せでなければ介護される人も幸せにはなれません。弱った親を前にするとついそのことを忘れがちになるかもしれませんが、ご自身が倒れてしまったら元も子もないということを頭に置いて、介護と向き合うことを心掛けてください。 構成/渋澤和世 取材・文/井手朋子 イラスト/Sumi 編集/佐野倫子
渋澤 和世