21歳ヴィルツ、7つのビッグクラブが争奪戦に参戦?独誌が伝える有力移籍先候補は…
レヴァークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに、数多くのビッグクラブが強い興味を示しているようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』によれば、そのうち4クラブのみが獲得を現実的に望めるという。 現在21歳のヴィルツはレヴァークーゼンとは2027年までの契約を締結。それでも『シュポルト・ビルト』は来夏の移籍の可能性は十分にあると見ており、「有力」の移籍先候補としてバイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、アーセナルの4クラブの名前を挙げた。一方でバルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)、リヴァプールは「望みが叶わない」と予想している。 同誌は、現在ジャマル・ムシアラとの契約延長が急務となっているバイエルンはユース時代からヴィルツに関心を示しており、ウリ・ヘーネス名誉会長が過去に選手の家族を別荘に招待したことなどを指摘。さらに同クラブはヴィルツを1億5000万ユーロ(約240億円)ではなく1億ユーロ(約160億円)で獲得できると考えていることが伝えられている。 一方で、4クラブの中で、同選手を引き入れる自信が最も大きいのはレアル・マドリーの模様。招へいの可能性が報じられるレヴァークーゼン指揮官のシャビ・アロンソ監督とその愛弟子ヴィルツの“ダブル獲り”が考えられるようだ。 また、同誌曰くヴィルツはマンチェスター・シティでは今季限りで現行契約が満了となるベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの後継者になり得るとのこと。そして、久々のプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルは同選手のチーム志向のプレースタイルを非常に高く評価しているという。 なお『シュポルト・ビルト』によれば、レヴァークーゼンはヴィルツが来年6月に自身の去就に関する決断を下すこと想定しているようだ。