食べ過ぎた時にぜひやろう【浮き輪肉をダイレクトに撃退】脇腹を気持ちよく伸ばすお腹痩せストレッチ
食欲の秋に負けて、お腹や腰まわりの肉が気になっている人も多いと思います。気持ちよく脇腹を伸ばすストレッチで、お腹まわりをスッキリさせていきましょう! *写真で詳しいやり方を見る→【浮き輪肉をダイレクトに撃退】脇腹を気持ちよく伸ばすお腹痩せストレッチ ■お腹に脂肪がつきやすい理由 私たちの体についている脂肪は、内臓脂肪と皮下脂肪の二種類があります。お腹まわりをつまんだ時に柔らかさがあればそれは皮下脂肪と考えられます。女性は男性に比べて皮下脂肪がつきやすのが特徴です。 ■■皮下脂肪がつく原因 皮下脂肪が蓄積される原因として以下が挙げられます。 ・食事でのカロリー摂取過多:食べ過ぎや飲み過ぎ、栄養バランスの悪い食生活が脂肪の蓄積につながる。 ・睡眠不足:きちんと睡眠をとらないことで食欲を抑制するホルモンの分泌量が減り、逆に食欲が湧くホルモンの分泌量が増える。 ・運動不足:基礎代謝量の低下により、消費カロリーよりも摂取カロリーが増えてしまい、脂肪の蓄積につながる。 ・冷え:体が冷えると体温維持のために脂肪が蓄積される。。 皮下脂肪を効率よく落とすためには、運動に加えて日常生活での食生活や睡眠の質を向上させることも大切です。 ■脇腹を刺激するお腹痩せヨガ デスクワークなどで座りっぱなしの時間が長い人は、腹部周囲にある脂肪や筋肉が固くなりやすいです。筋肉は動かさないと固くなりますが脂肪も同じです。固くなった脂肪はより落ちにくくなるため、日頃から入浴や適度な運動で体を内外から温めることを実践していきましょう。 今回は、誰でも無理なくできる動きで固くなった脂肪をほぐし、浮き輪肉を落としやすくするヨガのポーズを紹介します。特に運動がしづらい脇腹や腰にある腹筋群や広背筋を刺激していきます。 ■■閂(かんぬき)のポーズで腹斜筋を伸ばす (1) 両膝立ちの状態から右脚を真横に伸ばす。左太ももは床に対して垂直、右足の土踏まず~かかとは左膝と水平になる位置におく。 (2) 右手を右脚に置き(手で膝やすねを押さないように注意する)、息を吸いながら左腕を体の横から天井方向に上げる。息を吐きながら上半身を右横に倒す。余裕がある場合は、この時右の脇腹をギュッと締める。2~3呼吸ほどポーズを維持する。 (3) ポーズをほどいて左手を体の左側の床につける。 ■■片膝をついた半月のポーズで腹斜筋・広背筋を伸ばす (4) 息を吸いながら右手を天井に向かって上げていく。 (5) 息を吐きながら右腕を顔の横に近づけ、首~肩~腕の余分な力を抜く。右腰を天井側に突き出し、右腰~右脇腹~右脇あたりの伸びを感じる。2~3呼吸ほどポーズを維持する。 (6) 余裕があれば右腕を背中の後ろにまわし、右胸やお腹の中心あたりも伸ばしていく。 ※手を入れ替えて左右とも実践してください。 注意事項 ・どちらのポーズも横に伸ばした足裏が床から離れない状態で行いましょう。 ・上半身が前に倒れたり、お尻が後ろに突き出ないように注意してください。 ・ポーズは膝立ちの姿勢から始めていますが、膝をつくのが難しい場合は、立った状態で机やイスの背もたれ部分に手を置いて行っても構いません。 ライター/宇都宮明香(ヨガ講師)
宇都宮明香