18歳で当選 ニュージーランドの議員をトラウデン直美さんが取材「未来受け継ぐ若者として声を」若い世代の政治参加どう増やす?【news23】
こうした規定を、若い世代はどう思っているのでしょうか? ――年齢の差に関してはどう考えますか? 街の人 22歳 「選挙権を持っているなら立候補する権利があっても良いのかなと。若い人もちゃんと政治に参加することで、選挙に行く若い人も増えると思います」 街の人 24歳 「そんなに若くても良くない。(Q.何でですか?)若過ぎても結局わからない、勉強していないと。ある程度、知識を得た人たちじゃないと良い日本にならない」 6月、都内では立候補年齢を18歳に引き下げることを目指すイベントが行われました。ソフィーさんも登壇し、自らの経験を語りました。 ソフィー・ハンドフォードさん 「実はニュージーランドの最高裁は、選挙権が18歳からだということも不当だと宣言しました。日本で25歳にならないと立候補できないのは遅い気がします。私たちは今、判断された政策によって作られた未来に向かっています。だから、議会のテーブルにつく権利があり、話し合いに参加することが必要なんです」 ――日本で国会にも行ったそうですが、ニュージーランドとの違いは感じましたか? ソフィー・ハンドフォードさん 「私たちの議会は50%が女性、50%が男性です。そこが違っていたと思います。政治をとりまく雰囲気も日本より形式張っていない感じがします」 ――日本だと、投票に行く人すら少ないという状況がある中で、若者が政治に参加する意味は? ソフィー・ハンドフォードさん 「ニュージーランドでも投票しない若者はたくさんいます。それは政治が自分たちに関係ないし、楽しくないと思っているからかもしれません。でも、自分たちの声が政治に反映されているとわかれば、若者の政治参加への門戸は開かれるようになると思います。私たちは、自分がどんな祖先になってどんな未来を手渡すのか考えなければならないんです」 ■若い世代の政治参加どう増やす? 小川彩佳キャスター: トラウデンさんは、ソフィーさんに話を聞きたいということで取材をしたということですが、どうでしたか?