松山英樹、通算16アンダーでトップ 好調パッティング支える新パターに質問集中も「入っているからいいんじゃない」【米男子ゴルフ】
◇3日 米男子ゴルフ開幕戦 ザ・セントリー第2日(米ハワイ州、プランテーションC) 【カパルア(米ハワイ州)テッド・ムース】松山英樹(32)=レクサス=が8バーディー、ボギーなし、連日の65で回り、通算16アンダーで首位に立った。メジャー2勝のコリン・モリカワ(米国)が、1打差で追う。今大会は前年の優勝者とポイントランク上位50位までの選手が、4日間予選落ちなしで争う。 松山が開幕戦の2日目にしてトップに立った。「いいプレーができているが、なんでか分からない。景色がいいからかな」と、連日の8アンダーに本人もびっくり。2022年のソニー・オープンに続くハワイ2勝目へ、視界は良好だ。 前半はショット力でバーディーを重ねた。4番で下りの2メートルを決めて最初のバーディーを奪うとエンジンがかかり、5番パー5は2オンに成功。6番は右ラフからカップ横20センチにつけて、3連続で決めた。さらに8番では、グリーン右奥の傾斜をうまく使って1メートルにぴたり。後半は前日から好調のパッティングが、さらにさえを見せた。10番の5メートルに続いて11番で10メートルを流し込むと、本人も驚いたような笑顔になった。 新調したパターについて、この日も報道陣から質問が集中。新パターのどこが気に入っているのかと問われると、「うーん…。入っているからいいんじゃないですか。(使い続けるかどうかは)分からない」と、はぐらかすように答えたが、手応えはしっかりと感じているよう。取材後は手になじませるため、練習場に向かった。 (写真はAP)
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