特殊詐欺被害3500万円 70歳代女性が騙し取られる 和歌山市
テレビ和歌山
和歌山市の70歳代の女性が、現金と暗号資産合わせて3500万円余りを騙し取られていたことが判りました。警察では特殊詐欺事件とみて捜査しています。 被害にあったのは、和歌山市在住の70歳代の無職の女性です。
和歌山北警察署の調べによりますと去年10月末ごろ、女性のスマートフォンに宮城県警の警察官や検事を騙る男から、「詐欺事件の容疑者として浮上している」「口座を複数に分けておく方がいい」などの連絡があり、これを信じた女性は翌11月16日、相手が指示する複数の口座に現金合わせて816万円を送金したということです。 この際、指示に従い新規の口座を作り送金していたということですが、女性は自身の複数の口座に送金しているつもりだったと話しているということです。 さらに、その後の捜査で暗号資産の被害も発覚。去年12月、複数回に分けおよそ2750万円分の暗号資産を購入し、先月24日までに、2回にわたって相手が指定するアドレス宛てに資産を送信したということです。 暗号資産を狙った詐欺被害が急増していて、警察で注意を呼び掛けています。
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