【横浜好き】イースタン・リーグで首位と2ゲーム差。ベイスターズ、ファームの状況
レギュラーシーズンも残り30試合余りとなりましたが、チームは自力優勝の可能性が消滅しており、目標はクライマックスシリーズ(CS)圏内の3位争いとなっています。
8月21日終了時点(以下全て同じ)で3位阪神とのゲーム差は3.5と厳しい状況ですが、昨季は9月に14勝10敗で勝率.583を記録してCS出場を決めており、今年もラストスパートに期待したいところです。
今季も1998年以来となるリーグ優勝は難しいところですが、ファームはイースタン・リーグで首位と2ゲーム差の4位と健闘しています。首位の埼玉西武から北海道日本ハム、巨人と、4チームが日替わりで首位に立つような展開で、熾烈な優勝争いを繰り広げています。
個人成績を見ると、投手で規定投球回に達している選手はおらず、勝ち頭はリリーフの渡辺明貴で5勝。渡辺はチーム最多の36試合に登板して負けなしの5勝5セーブ、防御率2.50をマークしています。
先発では吉野光樹が15試合で4勝(4敗)、防御率3.18、庄司陽斗がチーム最多の71回2/3(15試合)を投げて3勝(5敗)、防御率2.89。左肩肉離れで離脱中の石田健大が5試合で3勝(1敗)、防御率1.46、今季は一軍登録と抹消を繰り返している濱口遥大が9試合で3勝(2敗)、防御率1.52を記録しています。
将来のエース候補枠では、小園健太が12試合で2勝(0敗)、防御率2.89、8月20日に左肘のクリーニング手術で離脱した森下瑠大が13試合で2勝(2敗)、防御率1.32となっています。リリーフではディアス、堀岡隼人、松本凌人、宮城滝太、三嶋一輝が20試合以上に登板しており、松本(1.48)と三嶋(1.64)が防御率1点台をマークしています。
野手で規定打席に達しているのが井上絢登で、打率.299はリーグ3位の成績。井上は8本塁打、43打点もチーム最多で、主に4番・サードで起用されており、ポスト宮崎敏郎の最右翼と言えるスラッガーです。