【東京グルメ】爆売れすぎてすぐ売り切れる! 本郷三丁目『丹波 やながわ』の「焼きたてどら焼き」を食べてみた
●いま東京・本郷三丁目で飛ぶように売れている話題の「焼きたてどらやき」を実食レビューします!
突然ですが、東京文京区・本郷通りと春日通りが交差する“本郷三丁目交差点”の角に、「本郷もかねやすまでは江戸の内」という川柳のプレートが掲げられているのをご存知でしょうか? 丹波黒豆を使った焼きたてどらやきの餡の詳細画像を見る この“かねやす”というのは、江戸時代から続く小間物店の名称で、当時、繁盛していたこの店を境に、江戸の華やいだ景観から農村の風景に変わることから、“かねやすまでが江戸の内”と詠われたことに由来しています。
その場所は、「かねやすビル」として今も存在し、1階は小間物店が400年以上営業を続けていたのですが、数年前にシャッターが降り、その歴史を閉じました。 ところがつい先日、その「かねやす」の場所を通りかかると、たくさんの人で溢れ、まさしく江戸の繁盛っぷりを思わせるようなお店が誕生していたんです。みなさんのお目当ては、なんと「どらやき」。しかも“焼きたて”のどらやきなんです。
そのどらやきを出しているのは、兵庫県丹波市に本店を持つ明治25年創業の老舗和菓子屋『丹波 やながわ』。上質な丹波黒豆を使用した和菓子が人気の有名店です。 兵庫県丹波地方の特産「丹波黒豆」といえば、お正月に黒豆(甘露煮)を購入する際によく目にするブランドです。一般的な黒豆よりひときわ大粒でふっくらしていてツヤツヤ。少々高価ではありますが、その上質な味を知ってしまうと、「やっぱり丹波の黒豆が一番おいしい」と思わされる逸品です。 その丹波の黒豆を使ったどらやき。しかも“焼きたて”となれば、食べてみたくなるのが人の性(さが)。なので本郷の『丹波 やながわ』は、プレオープン時から大行列。焼きたてどらやきが飛ぶように売れまくり、あっという間に売り切れてしまいました。 今回は、筆者もその行列に並んで購入できたので、その味わいを紹介したいと思います。
上質の丹波黒豆を使用した焼きたてどらやき
『丹波 やながわ』の名物・焼きたてどらやきの名前は「どら福」といい、1個350円。丹波黒豆を使用しているだけあって、どらやきにしては少々お高めですね。