オアシス15年ぶり再結成。だがツアー開始しても油断禁物? 兄弟の喧嘩遍歴を振り返る
久々のディス・ツイートで昔を思い出したのか、11月にノエルは「ピッチフォーク」誌の連載記事「Over/Under」に登場。これはアーティストたちがさまざまな物事やトピックについて過大評価、過小評価を宣言するもので人気の記事だ。ノエルは記事中でツイッター(現X)を 「過大評価」と判断し、このプラットフォームを 「クソバカの遊び場」と罵倒。理由として挙げたのは、リアムや当時のトランプ大統領のツイートが習慣化していたこと。ノエルはまた12月には「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙に、「リアムのマネージメント・チームからちょっとした連絡があったんだ」と弟と連絡を取っていると告白。しかし、その翌日に出演したポッドキャストでは、リアム、リチャード・アシュクロフト、エド・シーランが 「ソングライター軍団」を使って曲を書いているとディスりまくり。自分やポール・ウェラー、ジョニー・マーこそが自分で曲を書く唯一のブリティッシュ・ロック・ソロ・アーティストであると主張した。
あまりに幼稚すぎる喧嘩内容
コロナでロックダウン中も兄弟の確執は続いた。2020年4月、ノエルは15年前に香港で行われたオアシスのサウンドチェックで録音された 「Don't Stop ... 」という未発表曲を披露。この曲ではノエルがボーカルだったため、リアムは激怒。「おい、豆腐小僧。もし古いデモをリリースするつもりなら、俺が歌っているか、ボーンヘッズがギターを弾いているか確認しろ」とツイートで反論した。豆腐小僧ツイートの翌年、ノエルは新しいベストヒット集のプロモーションのため、Redditの「Ask Me Anything」セッションに参加するようSNSを通じてファンに呼びかけた。その質問に関しては「過去10年間」に関する質問であることを明記していて、オアシスに関する議論を制限しようとしていたのは明らか。こんないい機会をリアムが逃すはずはなく、「なぜお前はそんな大馬鹿野郎なんだ」とツイート。二人の喧嘩に呆れたファンが母親を思い浮かべるよう懇願すると、リアムは「母親が彼に聞くように頼んできたんだ」とリプする始末。子供っぽすぎる。小学生か?