慶大・清原正吾が最後の早慶戦 第1打席は右前打 リーグトップ好投手早大・伊藤樹から
<東京6大学野球:早大-慶大>◇第9週第1日◇9日◇神宮 慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)が、大学野球最後のリーグ戦となる早慶戦の第1打席で右前打を放った。 【写真】早大対慶大 慶応スポーツを読みながら観戦する清原和博氏 「4番一塁」でスタメン出場。慶大が1点を先制した後の2死、カウント1-2から早大エース伊藤樹投手(3年=仙台育英)の94キロカーブをすくい上げ、右前に落として出塁した。 次打者が三振に倒れて残塁となったが、リーグトップの6勝&防御率1・19の好成績を誇る3年生右腕の立ち上がりを攻めた。 清原は4年春に「4番一塁」のレギュラーに定着し、打率2割6分9厘で一塁手のベストナインを獲得。今秋は明大戦でリーグ戦初本塁打。東大戦で2本目をマークしている。 今季は試合前時点で11試合45打数9安打2本塁打、打率2割の成績を残している。 NPBドラフトでは指名されず、独立リーグなど多くの誘いがある中で野球継続は未定。去就も含め大注目の中、自身3号アーチを描けるか。