20歳チェイス・アンリがトップ昇格後初ゴール。シュトゥットガルト監督の反応は?「確かに見事なゴールを決めたが…」
シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督が、公式戦初ゴールを挙げたチェイス・アンリのプレーを振り返った。 シュトゥットガルトは現地時間3日に行われたDFBポカール3回戦で2部レーゲンスブルクと対戦した。リーグ前節のブレーメン戦に続いてセンターバックとして先発出場したチェイスは、19分に右サイドからのフリーキックにマークについた相手をかわしながら頭を合わせチーム2点目を奪取。今夏にトップチーム昇格の20歳は公式戦初ゴールで、後半にも追加点が生まれたチームの3-0の勝利に大きく貢献した。 ヘーネス監督は試合後の記者会見でそんなチェイスのパフォーマンスについてコメント。記者に「個々の選手を語るのは好まないことは知っているが、今日は初ゴールを決めたチェイスについて聞かなければならない。調子が急上昇している彼の印象を教えてほしい」と問われると、「彼は確かに見事なゴールを決めた。ただ、それを大きな文脈の中に置くのはどうかと思う」と前置きした上で、このように続けている。 「彼は今日の試合で安定した守備を見せ、初めてのゴールも挙げたね。実際、昨日の練習でセットプレーに重点を置いていたところだった。それが早速ゴールという形で実ったのはアンリにとって素晴らしいことだし、あの時間帯においては我々にとっても、重要だった」 攻撃でのセットプレーでも空中戦での強さを見せるチェイス。ヘーネス監督はやや冷静な反応を示しているが、初ゴールは今後もコンスタントな出場機会を得るためのアピール材料になるに違いない。