「夏の甲子園」最強高校ランキング6~10位
8位;智弁和歌山高校(ちべんわかやま[智辯和歌山])
所在地:和歌山県 正式名称:智辯学園和歌山高等学校 <選手権大会成績> 優勝:3回 準優勝:1回 ベスト4:2回 ベスト8:1回 合計Pt:42Pt 8位には強豪・智辯和歌山がランクイン。優勝回数は3回を誇る。 夏を制したのは、第79回(1997年)、第82回大会(2000年)、そして、第103回大会(2021年)だ。決勝戦で智弁学園(奈良)との兄弟校対決が実現。9-2で破り、21年ぶりの悲願を達成した。また、第84回大会(2002年)には準優勝の経験も持つ。 王者として臨んだ2022年の夏も、貫禄の試合運びで和歌山県大会を制したが、甲子園では2回戦で英明(香川)に敗れた。昨年も強力打線を擁していたが、県大会初戦でまさかの敗退。 今年は強力打線で地方大会を勝ち進み、2年ぶりに甲子園の舞台へ返り咲き。しかし、霞ヶ浦(茨城)に破れて初戦敗退となった。 主なOB選手 岡田俊哉、西川遥輝、東妻勇輔、林晃汰ら
7位:桐蔭高校[旧制・和歌山中](とういん)
所在地:和歌山県 正式名称:桐蔭高等学校 <選手権大会成績> 優勝:2回 準優勝:3回 ベスト4:4回 ベスト8:1回 合計Pt:48Pt 7位にランクインしたのは、和歌山の伝統校・桐蔭だ。 旧制・和歌山中時代には第1回大会から出場し、第7回大会(1921年)、第8回大会(1922年)で史上初の夏連覇を達成。ベスト4も4回を数えるなど全国屈指の強さを誇った。 桐蔭に校名変更後は、第30回大会(1948年)、第43回大会(1961年)に準優勝。しかし近年は地方大会で涙を呑んでおり、第68回大会(1986年)を最後に夏の甲子園から遠ざかっている。 主なOB選手 井口新次郎、小川正太郎、宇野光雄、西本幸雄ら
6位:大阪桐蔭高校(おおさかとういん)
所在地:大阪府 正式名称:大阪桐蔭高等学校 <選手権大会成績> 優勝:5回 準優勝:0回 ベスト4:1回 ベスト8:1回 合計Pt:54Pt 6位は、言わずと知れた現代の最強校・大阪桐蔭だ。夏も過去10年の間に3度の優勝を誇り、うち2度は春夏連覇(2008、2018年)を成し遂げている。 第73回大会(1991年)に夏初出場初優勝を果たすと、第90回大会(2008年)、藤浪晋太郎と森友哉がバッテリーを組んだ第94回大会(2012年)、第96回大会(2014年)、そして、根尾昂、藤原恭大らを擁した記念すべき第100回大会(2018年)で全国制覇を達成。また、決勝戦に限っては勝率10割を誇っている。 2022年は、明治神宮大会、春の選抜で優勝。国体を含めた“4冠”の快挙を目指した夏だったが、準々決勝で快進撃を見せていた下関国際(山口)に及ばず。昨年夏は決勝戦でライバルの履正社に敗れ、聖地には届かなかった。 今年は2年ぶり13回目の出場。幸先良く初戦を突破したが、次戦で小松大谷(石川)にまさかの完封負けを喫した。 主なOB選手 今中慎二、中村剛也、中田翔、浅村栄斗ら
ベースボールチャンネル編集部