【もう後には戻れない…使い心地】ロッドの感度と軽快さが「異次元」過ぎた!DAIWAの新ライトゲームロッド『月下美人AIR』を徹底インプレッション!!
感度や操作性だけじゃない「パワー」もバッチリなAIR!
順調にメバルも釣れてくれて、インプレの時間はあっという間に過ぎていきます。 そして最後のポイントではメバルの連続ヒットだけでなく、70cmクラスのシーバスがヒット! せっかくの機会なのでパワー勝負を挑んだところ、しっかりパワーがあることも感じられました。オープンゲイプのジグヘッドだったのでバレるかドキドキでしたが、突っ込まれてもバットが残り耐えてくれ無事キャッチ! 細身かつ軽量ブランクスなのにパワーもバッチリ!70クラスのシーバスもなんのそのです♪(ヒヤヒヤでしたがww)ヒットルアーは月下美人アジングジグヘッド2.0g+月下美人ビームフィッシュ(共にDAIWA)。 実はウィードエリアでヒットした際も、メバルがウィードに巻かれ一時的に膠着するような状況がありましたが、ロッドを立てて耐えているとそのうちメバルが力尽きウィードからぬけてくるようなファイトも何度もありました。 軽量かつ細身のブランクスなので、パワーに関してはどうなのかと思っていましたが、このロッドは見た目以上にパワーをしっかり備えていました!
間違いなく「違い」を感じられるロッド!でも「タックルバランス」には要注意!
月下美人AIR、はっきり言って文句は一切ありません。非の付け所が全くないロッドです。 しかし、ひとつだけ注意点があるとすれば「リールとのバランス」です。先述したように月下美人AIRはDAIWAの最軽量ライトゲームロッド、組み合わせるリールもそれに伴った軽量モデルでなければ、このロッドが持つ本来のポテンシャルである、シャープな感度やレスポンシブな操作性といった「真価」を体感しにくいのではないかと感じました。 よってそれを活かすためにも現在DAIWAからリリースされているリールの中では、ライトゲーム専用軽量機である「月下美人」や超軽量機の「エアリティ」と組み合わせるにがベストであると言えるでしょう! またリールのサイズも気にしたいところ。今回ルビアスエアリティFCLT2500Sを組み合わせましたが、軽さは申し分ない、しかしキャストする際にストレスやトラブルは無かったのですが、2500番クラスだとロッドからリールの距離が少し離れる分、ラインの放出角と68LTの最初のガイド(元ガイド)への過干渉に繋がるような気がしました。 68L‐T・Wならばもう少しコンパクトな2000番クラスのほうがよりロッドに距離が近づき放出角をなだらかにできるでしょう。それはイコール、キャスト時の遠投性やコントロール性に繋がるはずです。 なので、5~6ft前半のジグ単モデルは1000番、6ft後半~7ftクラスには2000番、8ftには2500番クラスの軽量スピニングがマッチするのではないかと感じました。 そして今回AIRを使った結論としては…「他のモデルも全部触ってみたい!」です(笑)。 特に大木個人はどちらかと言うとアジングをする機会の方が多いので、アジングモデルがめちゃ気になります! とはいえ、メバルモデルの想像以上の感度の高さや秘めたるパワーも体感できたので、久しぶりにショアメバルに行きたくなりました。大抵釣り場をチョイスする際、ある程度魚がいる目星をつけて行かれるかと思いますが、ナイトゲームが多いメバリングに関しては視覚的要素が低くなることも多いので、潮の流れ、藻の有無、バイトなど水中からの情報が重要になります。 そしてその情報をいち早く自身にフィードバックさせた人こそが釣果へと近づけるものだと思っています。その点この月下美人AIRは価格以上の感度や操作性を備えていると思います。実売価格は3万後半~4万円台となりますが、決してがっかりさせない、いやそれ以上に多くの恩恵をアングラーにもたらしてくれると思います。 また「このロッドより上のEXってどんな次元のロッドなのよ…」とインプレ後思ってしまいました(笑)。 今よりももっと釣りたい、ホームの釣り場がハイプレッシャーだったりタフな状況で釣りをすることが多いなんて方にも「月下美人AIR」は間違いなくうってつけのロッドです! 新たにライトゲームロッドを購入検討されてる方、「月下美人AIR」チェックしておいて絶対損はないですよっ!!!