スクデット防衛を目指すインテルの1年…“影のリーダー”35歳ムヒタリアン「全選手が最高のコンディションで開幕へ」
インテルの元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがスクデット防衛へ意気込んだ。 【動画】抜群の“読み”と反射神経...ヤン・ゾマーのチェルシー戦好セーブ 昨季スクデットで今季は連覇がノルマとなるインテル。 その中でムヒタリアン35歳は、GKヤン・ゾマー、DFマッテオ・ダルミアンらと並ぶチーム最年長。欧州各国で酸いも甘いも経験してきた役者が揃うインテルだが、その中でもムヒタリアンの“ビッグクラブ歴”は群を抜く。 よって、“メンタリティ”の部分でムヒタリアンがなす役割が大きいことは広く知られるように。今回、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでは、スクデット防衛への熱量を余すことなく披露する。 「たとえ、どれだけ夏に選手が入れ替わろうと、インテルは上手く物事を消化し、上手く機能し続けなくてはならない。全選手が最高のコンディションで開幕を迎えられるよう全力だ。仲間から取り残されたくないからね」 「目標はトロフィーを掲げること。再びスクデットを勝ち取るための努力をやめない。トータルでは昨季以上の戦果を。チャンピオンズリーグ(CL)はもっと上へ。今季はクラブW杯もあるし、興味深い1年になるはずだ」 「新加入選手は3人。タレミ、ジエリンスキ、マルティネス…シーズンを通してチームを助けてくれるはずだ。インテルの強みは、全選手にプレーチャンスがある競争力。試合に入れば仲間を助け、目の前の相手に勝つ」 「2つ目の星(通算20回目のスクデット)で満足している選手などいないが、それでもプレッシャーは高まる一方。対戦相手からの研究もより進んでいるだろう。けど、僕らは子どもじゃない。いつだって冷静に戦う」 「シモーネ(・インザーギ監督)が言った。『汗をかかねば、前には進まぬ』…その通りだ。スクデットを勝ち取るには、これ以外にない」
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