大阪府・吉村知事が定例会見4月22日(全文1)医療従事者に府から特殊勤務手当
100万人の子供たちに図書カード2000円分
そして子供たちの学習支援と学びの提供・確保ということで、これは予算の専決処分でやりましたが、幼稚園、小学校、中学校、高校、合計大阪府で100万人の子供たちに、この5月6日までの期間、図書カード2000円分をお配りして、そしてそれを使って勉強したり本を買ったりして過ごしてもらおうということでこれをやりました。そして併せてそれを配るときに、先生なんかが1人1人心のケアの状態とか、DVがないかとか、児童虐待がないかとか、そういったものもチェックする機会にもしようということで、その制度の仕組みを導入しました。 ですので、当初はこれはいわゆる学校園で休校しているという対象にして、保育所に通所する子供たちは外れているという状況でしたが、この間、大阪維新の会からぜひこれは入れるべきだという要望もありましたし、府内においても再度検討した結果、保育所に通う子供たちも、通っているわけですけれども、通って状況は保育所は把握していますが、ただ3歳以上の子供たち、実質幼稚園と保育所の違いというのもかなり分かりにくくなっている、同じような機能を持つようなところもありますので、保育所に通う子供たちにも、この図書カードを配るという判断をいたしました。 ちょっと戻ってもらっていいですか。これはトータル3000施設で、これ、人数はどのくらいでしたかね。16万人。16万人の保育所に通う子供たち、3歳以上の子供たちに追加で2000円分の図書カードを配布いたします。 もう1つは、この新型コロナウイルスの影響で内定を取り消された方を大阪府の非常勤職員として採用いたします。採用枠は50名程度としまして非常勤職員として採用します。趣旨としましては新型コロナの対策業務を支援してもらうという仕事を、簡易な仕事をしてもらおうと思っています。併せて、これは今どうしてもこういう状況で就職先から内定取り消しがあったという状況で募集をかけますので、平日においても就職活動をしてもらって、そして新たな就職の場所が見つかれば、それは随時そこに行っていただくという、そういう意味で臨時的な、つなぎのような制度でありますけれども、非常勤職員を50名程度大阪府において採用します。