大阪府・吉村知事が定例会見4月22日(全文1)医療従事者に府から特殊勤務手当
医療従事者のための基金も創設へ
これについては議会の議決事項になりますので、4月27日が議会議決になります。議会のご議決が得られれば、その段階から速やかに募集を開始します。現段階においても建築家の安藤忠雄先生、それから複数の企業、個人、団体の皆さんから寄付をするという申し出を受けています。その金額がもう2億円以上、数億円単位で集まるという状況にもなっています。ぜひ多くの皆さんに医療従事者を応援しようということでご寄付をお願いしたいと思います。 引き続いてICTを活用した感染防止策の仕組みです。まずはLINEを使いまして1人1人LINEで健康状態なんかを相談できるという仕組みをつくります。24時間いつでも利用可能という、チャットボットが継続的にチェックしていくと。そして相談が必要になった場合には迅速につなげていくという仕組みがありますので、それを大阪府でも活用します。大阪府のLINEアカウントで登録をしていただければ、これをやります。その情報はビッグデータとして大学が把握しますので、だいたいどういう状況になっているのか、どのエリアで増えているのかというそういう分析も役所側としてもすることができるということで非常に有効な手段だというふうに思っています。利用者にとっても、そして全体を把握すべき役所にとっても非常に有効な手段、これは21日から運用を開始します。
収束期に向けたイベントのクラスター対策準備
それから「コロナ収束期に向けたイベント等のクラスター対策準備」ということですが、今後、今イベント等についはすべて中止にしています。でも今後、これが終息してきて、それじゃあイベント等も開催しようかと。徐々に徐々にですけどやっていこうかというときに、もしそこでコロナ患者が出たときにすぐに追えるように、クラスター発生しそうだというときにはすぐに誰が参加してたのかというのを簡単に追えるような仕組みというのをつくりました。これはQRコードでスマートシティ戦略部がつくってくれました。 ちなみにスマートシティ戦略部はこれ以外にも、クラウドを使ったテレワークであったり、もうしばらくしたら発表、もうすでに運用開始してますけども、保健所で非常に重要な、重労働な仕事になっている、それぞれの陽性者や健康観察すべき人の、電話で1つずつ確認して入力するチェックシステムをスマホで入れればすべて把握できるような仕組み、そういったものをスマートシティ戦略部ですでに開発をしてくれて、運用を開始しています。そして、どこの病院にどんだけ空き室があるかというのも一覧で見れるようなものもスマートシティ戦略部でつくってくれましたし。そういった、スマートシティ戦略部、4月からの出発点ですけど、いきなりコロナ対策でかなり頑張ってくれていますが、まず今日これはそのうちの1つ。 ですので、イベント参加者というのはQRコードを置いておけば、イベント会場にQRコードを置いておきます。イベント参加者がこのQRコードを読み取って、それぞれ入っていきます。そして、そうすることによって連絡先を確保できますから、もしそのイベントで陽性者なりが出たときに、誰が参加していたのかすぐそこで把握をして、すぐ連絡を取れる仕組みに。だから不特定多数者にならないようにする仕組みを簡単にICTを使ってやるというそんな仕組みも、今はまだ使わないですが、その予算立てをして、今後、徐々にそれが改善されたときに役立つ仕組みというのは今からつくっていきたいと思います。