妻・ユイを探すため探偵に依頼すると言い出した義母。そこに込められた狂気に満ちたある思いとは…!?

SNSやブログ「横山家のマンガ。」などで、「戦国コミケ」「新しいパパがどう見ても凶悪すぎる」など数々の人気作を発表し、ファンを魅了し続けている漫画家・横山了一(@yokoyama_bancho)さん。そんな横山さんの作品の中から、これまでに5巻が発行されている「どちらかの家庭が崩壊する漫画」についてインタビューを実施。本作の制作秘話について話を聞いた。 【漫画】本編を読む(300ページ) ■暖かそうなエリート一家。旦那が稼げないヤンキー一家。ひょんなことからママ友に!?はたしてどちらの家庭が幸せなのか… エリート会社員の夫・シュウと妻・ユイ、そして一人娘・リエの3人家族の薬師寺家。一見、幸せなセレブ家庭のようだが、ユイの気持ちはいつもないがしろ。一方、強面の夫・ゴンと妻のマリン、一人息子・ケンからなる毒山(ぶすやま)家は、ゴンがなかなか仕事にありつけず、マリンが働きに出るが、お互いに助け合って過ごしている。ひょんなことからユイとマリンはママ友になり、お互い心の支えとなるが…。2家族のどちらかが崩壊していくこの漫画。どちらの家族もピンチが待ち受けており、結末は一体どうなるのか!? 作者の横山さんは本作の2巻を振り返り、1番読んでほしいシーンやエピソードについて「ある事実が確定したあとの、少しずつ自分の足で立とうとする、ユイさんに関わるシーン全般ですかね…。決意に満ちたユイさんの表情はうまく描けた気がします」と語ってくれた。 また、読者へメッセージとして「この作品が日常のちょっとした息抜きになれば幸いです。1巻から併せて読んでいただけるとうれしいです！」と話す。 幸せの感じ方は人それぞれ。家庭の環境も人それぞれ。各家庭の闇や幸せを描いた本作。どちらの環境が幸せなのか、どのように崩壊していくのか…ついつい読み進めてしまう作品である。 取材協力・画像提供：横山了一(@yokoyama_bancho)