浦和レッズが宇賀神友弥の現役引退を発表「浦和の漢としての生き様を見せることはできた」
浦和レッズは25日、MF宇賀神友弥の2024シーズン限りでの現役引退を発表した。 浦和の下部組織から流通経済大学に進学した宇賀神。その後、同大学に在学中の2009年に浦和で特別指定選手に選ばれると、2010年3月6日の鹿島アントラーズ戦でJリーグデビューを果たした。 2022年からはFC岐阜に活躍の場を移しながらも、今季帰還。浦和で公式戦通算400試合に出場している36歳のレジェンドは、クラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。 「2024シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。25年前、この誇りあるエンブレムがついたユニフォームに袖を通した瞬間から浦和レッズというクラブに魅かれ、プロサッカー選手として活躍することを夢みました」 「選手になるという夢を叶えた瞬間からこのクラブにタイトルという恩返しをしたいという思いだけでここまで走ってきました。決して多くの恩返しはできませんでしたが『宇賀神友弥』というプロサッカー選手として、1人の人間として、そして浦和の漢としての生き様を見せることはできたのではないかと思っています。15年間という幸せなプロサッカー選手生活を支えてくれた全てのみなさまに感謝します。We are REDS!」 J1リーグ1stステージや天皇杯など、数々のタイトルを浦和にもたらした宇賀神。26日13時30分より実施される「宇賀神友弥 現役引退記者会見」は、『URAWA REDS OFFICIAL TV(浦和レッズ公式YouTubeチャンネル)』よりライブ配信される。