「リンゴ酢」のお風呂が肌にいい!? 効果や安全性を専門家が解説
フケを改善する
フケが出るなら、リンゴ酢で頭皮を洗うのがスマートな方法(実際にリンゴ酢入りのシャンプーが多く存在しているのはこれが理由なんだそう)。リンゴ酢には頭皮のpHバランスを整える作用があるため、全身の皮膚と同様に、頭皮の潤いを保つのに役立つ。また、リンゴ酢は抗菌作用や抗真菌作用にも優れているため、ときにフケの原因となる真菌をやっつけることができるとマイソール医学博士は言う。とはいえ、フケは頭皮にすでに炎症が起きているサインでもあるため、コープルマン医学博士は皮膚科医が推奨する代替療法を試すのが最善である可能性も指摘した。
ニキビやイボを改善する
顔や体に炎症性のニキビができているなら、リンゴ酢風呂は肌を綺麗に洗浄して、肌を落ち着かせることができる素晴らしい方法。マイソール医学博士によると、リンゴ酢は余分な皮脂を除去して、細菌を撃退するのに役立つ。ちなみにこれが、イボの治療にもいい理由。
角質除去ができる
皮膚科医のデンディ・エンジェルマン医学博士によると、リンゴ酢は皮膚の角質を落とすのに役立つαヒドロキシ酸が含まれているため、肌はより滑らかになり、カミソリ負けによる症状を減少できる。
体臭を減らす
エンジェルマン医学博士いわく、リンゴ酢風呂に浸かることで、足の臭いを中和するのに役立つ。これは、リンゴ酢の抗菌作用や抗真菌作用のおかげ。ちなみにリンゴ酢風呂は、脇汗の臭いを消すのにも効果的。
リンゴ酢風呂の入り方
一部の人は、熱いお風呂にリンゴ酢を2~3カップ加えるように勧めているが、リンゴ酢風呂に浸かるのが初めての人は、リンゴ酢の量を1/2~1カップに減らすようにマイソール医学博士は提案している。まずはリンゴ酢風呂に浸かったときの皮膚の反応を観察し、なにも問題がなければ次回から量を増やしてみよう。コープルマン医学博士は、無濾過で無添加のリンゴ酢を使用することを推奨している。 関節や筋肉の痛みを和らげる効果も加えたい人には、リンゴ酢風呂にエプソムソルトも入れるようにコープルマン医学博士は提案している。そして、短くても30分は浸かること。後で体を洗い流したい場合は、絶対に石鹸を使用しないこと。肌のpHバランスを整えてくれたリンゴ酢の偉業を台無しにしてしまうから。 ※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。