クリスタル・パレスMFエゼの幻のFKが認められなかった理由 「ホイッスルはボールがゴールに入る前に吹かれたため…」
18日、プレミアリーグ第1節でブレントフォードのホームに乗り込んだクリスタル・パレスは2-1のスコアで開幕戦黒星スタートとなった。 この試合、前半26分にゴールから離れたフィールド右側でフリーキックを得たクリスタル・パレスは、キッカーのエベレチ・エゼが右足一閃。相手ゴールキーパーの意表を突く技ありのシュートは同サイドのポストを叩きゴールネットに吸い込まれた。 しかしながら、エゼがボールを蹴ってからボールがゴールに入るまでの間にクリスタル・パレスMFウィル・ヒューズのファールがあったとして、主審のサムエル・バロット氏は笛を吹いた。結果、エゼの美しいゴールは無効となってしまった。 今季からの新しい取り組みで、レフェリングについてリアルタイムで解説を掲載する『Premier League Match Centre』のX上のポストでは、この事象について以下のような説明がなされた。 「主審は(ネイサン・)コリンズに対するヒューズのファールで、ブレントフォードにフリーキックを与えた。ホイッスルはボールがゴールに入る前に吹かれたためVARは介入することができず、主審のジャッジは覆らない」 この記述は、もしも主審がボールがゴールに入ってから笛を吹いていた場合、VARによるチェックが可能だったことを示している。今回のケースでは、主審が笛を吹いた時点でその後のプレー結果は試合に反映されないという規則が適応されたことになる。
SPOTV NEWS