【プレビュー】夢見るアジアの頂点へ。川崎Fの11回目の挑戦は、蔚山現代とのアウェイゲームで幕を開ける| AFCチャンピオンズリーグエリート
【国内サッカー プレビュー】今季から新設されたAFCチャンピオンズリーグエリートが、いよいよ開幕する。18日には川崎フロンターレが、韓国の蔚山現代と対戦する。
過去10度、アジアの舞台を戦ってきた川崎フロンターレが、今季から新設されたAFCチャンピオンズリーグエリートに挑む。すでに“アジアの常連”とも言える鬼木・フロンターレが、生まれ変わった今大会でどのような戦いを見せてくれるか楽しみである。 大会のレギュレーションが変わっても、このクラブとの縁は切れなかったようだ。初戦の相手は蔚山現代。過去に6度も顔を合わせ、2021年から毎年のように激突してきた韓国の雄と今大会でも顔を合わせる。4年連続の対戦となれば、お互いに手の内を知った関係であり、いきなり難敵との対戦となるが、敵地で勝点3を奪ってしまえば一気に波に乗れる可能性は高いだろう。 チーム状態も悪くない。7月から8月にかけては3連勝を飾り、その後は連敗を経験も直近のリーグ戦ではサガン鳥栖相手に勝利。粘る相手をアディショナルタイムで振り切る勝負強さも発揮するなど、いい雰囲気でアジアの戦いに突入していけそうである。 特にその鳥栖戦でも決勝点を挙げた山田新は、今季ひと皮むけた存在として注目だ。チームが3連勝を果たした3試合ではそれぞれ2ゴールずつを挙げる大暴れで2ケタゴールを達成するなど、存在感を示している。プロ2年目のストライカーが、アジアの舞台でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか注目だ。 17日に初戦を戦った横浜F・マリノスは敗れ、ヴィッセル神戸は引き分けに終わった。その借りを返す意味でも、今大会日本勢初勝利をここで川崎Fがつかむ。