「政策が語られる選挙」を続けるには?
※この記事はYouTube「選挙ドットコムちゃんねる」の内容をAI要約して選挙ドットコム編集部が編集した「ほぼAI要約版」です。 2024年12月30日と31日に公開された動画のテーマは「選挙で振り返る2024」! ゲストに作家の乙武洋匡氏と選挙プランナーの松田馨氏をお迎えし、2024年の注目選挙となった衆院選や自民党総裁選などでのSNSの影響や新しい傾向、そして今後の日本の選挙文化の変化についての論点を整理しました。 【このトピックのポイント】 ・2024年衆院選では政策に関心が高まった ・2025年は候補者の魅力や政策力の発信方法を磨く年に ・SNSでの情報発信で票を動かすが、過剰な対応は炎上リスクも
2024年の選挙を総括!
◆政策への関心が高まった衆院選 2024年10月27日に行われた第50回衆議院議員選挙では自公過半数割れ、立憲民主党や国民民主党などの野党勢力が伸長しました。 国民民主党のSNSを活用したネット選挙戦略も話題になりましたが、ゲストの乙武氏は従来の「どこに投票しても変わらない」という無力感が薄れ、多くの国民が政策そのものに関心を持った選挙だったと評価します。 特に、「103万円の壁」問題に関する政治ニュースは衆院選後も連日取り上げられ、有権者が自分の一票が政策に影響を与える実感を持つきっかけとなりました。 乙武洋匡氏「政策に皆さんが注目した選挙はなかったんじゃないのかという意味では、ポジティブな選挙だったかなと思います」 選挙プランナーの松田氏は選挙戦略の視点から解説。今回は野党が乱立状態だった選挙区も多かったにも関わらず、自民党が200議席を下回る惨敗した結果に驚きを隠しません。 松田馨氏「自民党支持層が自民党に入れないくらい不信が頂点に達して、閾値を超えたという崩壊の仕方だった」
◆派閥なき後の自民党総裁選 もう1つの注目選挙は2024年9月27日投開票だった自民党総裁選です。政治資金問題の渦中で自民党派閥が解消され、当時総理だった岸田文雄氏が出馬を見送るという波乱含みの選挙でした。 松田氏「派閥が解消された総裁選はこんなことになるんだと。全く予想だにしない世界ですよね」 一方で、これまで不文律だった派閥間の立候補調整が弱まったことや、党が選挙費用の抑制を求めたことで、史上最多9人の候補が出馬する新しい展開を見せました。