米空軍史上初! 女性士官として初めて「勇敢さ」を称える勲章を受章 ミサイルを撃ち切っても任務継続!?
米軍で3番目に栄誉のある勲章といわれている
アメリカ空軍は2024年11月13日、レイシー・ヘスター大尉が空軍の女性将兵として初めてシルバースター勲章を受章したと発表しました。 【米空軍初の出来事!】ヘスター大尉たちの勲章授与式の様子(写真) シルバースター勲章はアメリカ軍で3番目に栄誉のある勲章といわれており、「敵対する武装勢力との交戦において勇敢さを示した」と判断された将兵に授与されます。 へスター大尉はベンジャミン・コフィー少佐の乗るF-15E「ストライクイーグル」に兵装システム士官として同乗し、2024年4月13日朝から14日未明にかけて、イランが行ったイスラエルに対する空爆で、多くのミサイルや無人機を撃墜し、空爆の被害を最小限に食い止めたそうです。 最終的にコフィー少佐とへスター大尉が率いる部隊は、無人機70機と弾道ミサイル3基を撃墜したとのことです。特にコフィー少佐とへスター大尉が乗るF-15Eは空対空ミサイルを使い切った後も、20mm機関砲弾を使い、誘爆や墜落の危険を顧みず、低空飛行で無人機を多数撃墜したとのことで、この勇敢さを称え、2人にシルバースター勲章が授与されました。 なお、ヘスター大尉は、空軍としては史上初となるシルバースター勲章受章者であり、国防総省傘下の全軍でも10人目の快挙とのことです。
乗りものニュース編集部