反則タックル問題、日大前監督ら会見(全文2)一言一句覚えてるわけではない
アメリカンフットボールの日本大学選手による反則タックル問題で、日大が23日午後8時から緊急会見を行う。内田正人前監督と井上奨コーチが出席した。 前日の22日には、反則行為をした日大選手が都内で会見を行っており、被害選手に謝罪をし、反則は監督とコーチの指示だったことなどを説明していた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】アメフト反則タックル問題 日大の内田前監督らが緊急会見 」に対応しております。
「相手のクオーターバックがけがをして秋の試合に出られなくなったらこっちの得だろう」と言ったのか?
司会:今度はこちらの方でよろしいでしょうか。 NHK:すみません、NHKの【シミズ 00:24:52】といいます。井上コーチにお伺いしたいんですけれども、ちょっと正確に文言を伺いたいんですが、きのうの会見では相手のクオーターバックと知り合いなのか、関学との定期戦がなくなってもいいだろう、相手のクオーターバックがけがをして秋の試合に出られなくなったらこっちの得だろう、というような念の押され方をしたというふうに聞いています。これは事実でしょうか。 井上:友達かということは聞きました。あと得か損かとか、そういう話は私はしておりません。あと定期戦がなくなってもいいだろうということも、彼には言っておりません。 NHK:相手のクオーターバックがけがをして出られなくなったらと、つまりけがという言葉を使ってはいないということですか。 井上:いえ、使っておりません。 NHK:じゃあ彼はそういう、けがをしたら得だろうとそういう念の押され方をしたからこれをつぶせという指示は、けがをさせてこいという指示だと認識したというふうに言っていますが、ここ大事なところだと思うんですけどそこは彼がうそをついているということですか。 井上:いや、正直つぶしてこいと言うてます。それが例えば彼を、要はそういう思い切り行かせるような気持ちにさせるためにつぶれたらっていう表現というか、そういう過激なことは確かに彼には言いました。ただ僕も一言一句、覚えてるってわけじゃないんですが、ただ彼にそういう気持ちになってほしいなという思いで言っていたということは間違いございません。 NHK:つまり一言一句、覚えていないので本当にそういうことを言ったかどうか分からないということでしょうか、それともそれは言っていないという確信を持って言えるんでしょうか。 井上:クオーターバックがつぶれたら損と得とか、そういう話はしておりません。要はそれが目的じゃないので。 NHK:そのときにつぶしてこいという指示のときに、けがをさせてこいという明確な意図がなかったとしてもけがをしてもいいという、そういう気持ちはコーチの中にはあったのではないですか。 井上:プレーの中で思い切りいってっていう、思い切りいきなさいとそういう意味です。要はその中でやりなさいと。要はけがをしてもいいというか、プレーの中で思い切り行って、で、正直相手がけがをするとかしないとかっていうのは正直そこは、僕は目的じゃなかったので、考えてませんでした。 司会:次の方。どうぞ。