“今っぽい”レイヤーカットを叶えるには? トレンドヘア完全ガイド
チョッピーレイヤーカット
「髪はポイントカットやスライス技術を用いてカット。不均一で質感のあるレイヤーを作るのがポイントです。チョッピーレイヤーはエッジの効いたモダンな印象を与え、質感やフレッシュさを生み出します。細い髪に立体感とボリュームを加えるのにもいいですね」
端正なレイヤーカット
「髪のすべてのセクションを頭皮から90度の角度でカットし、頭全体に均一でバランスの取れたレイヤーをつくります。柔らかく丸みのある形を生み出しつつ、さらにボリュームをプラスすることができます」
フェザーレイヤードヘアカット
「シザーやすきばさみを使って毛先を柔らかくし、フェザーのような軽やかでふんわりとした効果を生み出します。効果として、羽毛のようなレイヤーは軽くて風をはらんで動きのあるスタイルを実現します。ミディアムからロングの髪の長さに最適です」
フレーミングレイヤーカット
「フレーミングレイヤーは、表情を際立たせるようにカットします。前方は短くカットし、徐々に他の髪と自然になじませていくデザイン。効果として、このテクニックは顔の印象をソフトにし、骨格を引き立ててくれます。どのような輪郭をも美しく演出してくれますよ」
王道レイヤードヘアカット
「レイヤーは、セクションごとに隙間を残したり意図的に長めの毛先を残したりしてコントラストを生み出します。質感やボリュームが強調され、ドラマチックで大胆な印象が加わります。アバンギャルドでエッジの効いたスタイルになることが多いです」
テクスチャリングレイヤードカット
「髪の量を調整するために、シザーやすきばさみは厚みのある髪に使用されますが、通常、全体の長さを大きく変えることはありません。このテクニックは毛量を軽くしてくれるので、特に太い髪や巻き毛の場合、より動きが出てなめらかな仕上がりになります」
ウィスパリングレイヤードカット
「柔らかく繊細なレイヤーで、髪に優しくなじむようにブレンドされています。自然体で控えめなムードが好みの方に最適です。ドラマチックなレイヤーとは異なり、ウィスパリングレイヤーはナチュラルで髪全体の長さや形を保ちながら、繊細な動きと立体感を加えることを目的としています」 Realization : Katie Withington、Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI