大学生刺殺、凶器は細長い刃物か 京都府警が捜査、発生から17年
京都市左京区の路上で2007年1月、京都精華大マンガ学部1年の千葉大作さん=当時(20)=が刺殺された事件で、先のとがった細長い刃物が凶器に使われたと推定されることが14日、京都府警への取材で分かった。犯人は特定されておらず、府警は広く情報提供を呼びかけている。事件は15日で発生から17年。 府警によると、解剖結果を基に有識者に確認してもらい、凶器の形状が判明した。片刃で、刃の長さ約10~14センチ、幅約1~2センチと推定。ペティナイフや小刀などと特徴が似ているとしている。犯人は事件当時すぐ凶器を出したとされ、府警は、鋭利な刃物を持ち歩く人物だった可能性が高いとみている。