左の大砲獲得で“正念場”も…巨人の逸材22歳が示す成長 異国で光る.319&.868
ABLに参戦中の秋広は19試合に出場、守備は一塁、左翼、右翼に就いた
4年目を終えた巨人の秋広優人内野手は、アデレード・ジャイアンツの一員としてオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に参戦してオフも野球漬けの日々を過ごしている。チームは続々と大型補強を進めており22歳は“正念場”ともいえるが、成長の跡を示している。 【映像】「すごい打球だ!」実況も大興奮 巨人秋広が異国で放った豪快本塁打 ABLはROUND5までを終えた。秋広は19試合に出場して打率.319、2本塁打、8打点、長打率.478、OPS.868という成績だ。無安打の試合はわずか3試合とコンスタントに快音を響かせ、リーグ3位タイの22安打。11月30日と12月14日には豪快なアーチを描いた。守備は一塁を6試合、左翼を11試合、右翼を2試合守った。19日からはROUND6が始まる。 昨季121試合で10本塁打とブレークの兆しを見せたが、大きな期待を受けて挑んだ今季は26試合の出場で0本塁打という苦しいシーズンとなった。チームはこの日、トレイ・キャベッジ外野手の獲得を発表。昨季はエンゼルス傘下3Aソルトレークで打率.306、30本塁打、32盗塁の“トリプルスリー”を達成している。 同じ“左の大砲”だが、秋広も負けるわけにはいかない。身長200センチのロマンあふれる逸材は、来季こそレギュラー定着と覚醒を目指す。
Full-Count編集部