【特集】激戦の舞台裏に密着! 家族で挑んだ衆院選 夫婦二人三脚、子どもたちも 《新潟》
■<新潟5区> “日本酒供与問題”の夫 陰で支えた妻の存在
こちらは、上越市。5区から立候補した立憲民主党の梅谷守氏と妻の弥乃さん。 いつも以上に夫を支えました。深く、深く、頭を下げます。 弥乃さん 「皆さまの『梅谷頼むね』の一言こそが、梅谷を輝かせることができます」 梅谷守氏 「私自身の問題まさに軽率な行動によって迷惑をかけてしまって、不安にさせてしまって、本当に申し訳ない」 梅谷氏は、選挙区の上越市内で有権者に日本酒を配ったとして刑事告発され、謝罪からのスタートとなりました。 夫婦で挑む選挙は4度目です。 弥乃さんは衆議院議員を5期務めた筒井信隆さんの娘。父の地盤を夫が引き継ぎました。 街頭では、いつにも増して支援者に感謝を伝えます。 弥乃さん 「いろいろあった中でも『頑張って』って『梅ちゃん頑張れ』って言っていただける声をたくさん私はいただいたので、本当にありがたい」 そして、投開票日……。 陣営の事務所では。 梅谷陣営 「おー!(拍手)」 再選を果たした梅谷氏。託された議席の重みを、夫婦でかみしめていました。 弥乃さん 「梅谷を信じていただいて、支えていただいて、本当に感謝しかありません。本当にありがとうございます」 梅谷守氏 「大変な負荷がかかっていたんだろうなとは思いますが、ありがたいなすごいなと思うのは、そういうことを一切表に出さないので、それが私にとっては本当にありがたいし、申し訳ないというか……ねえ、なんか、ありがたいなと思います。いい嫁さんでよかったです」
■<新潟3区> 黒岩vs斎藤 因縁の戦いに家族も参戦
候補者を支えたのは、妻たちだけではありません。 新潟3区から立候補した自民党の斎藤洋明氏。 隣には「妻」のタスキをかけた更紗さんと、「長男」のタスキをかけた太郎さんの姿がありました。 まちを飛び回る斎藤さんに支援者が声をかけます。 支援者 「立派なご長男いらっしゃって」 斎藤洋明氏 「ありがとうございます。一家でがんばります。よろしくお願いします」 普段は東京の大学で建築を勉強しているという太郎さん。母の更紗さんに教えてもらいながら、今回初めて選挙活動を手伝います。 しかし、自民党の裏金問題により父には強い逆風が……。 斎藤洋明氏 「自民党は変わらなければいけません。政治とカネの問題で相当な逆風のもとでの選挙です」 これまで立憲民主党の黒岩宇洋氏との激戦を繰り返してきた3区。 前回選は、斎藤氏が約1万4000票差で勝利していました。