口論の末ガソリン撒いて放火 ハノイのカフェで11人死亡
ハノイ、ベトナム、12月19日 (AP) ― ベトナムの首都ハノイで12月18日午後11時頃、飲食店が入るビルで火災が発生、入り口が火に包まれ、客が閉じ込められ、少なくとも11人が死亡した。 カフェの出入り口は炎で塞がれ、濃い煙が3階建てのビルに充満。消防当局によると、火災発生当時ビルには10人以上がいたという。 火は1時間余りで消し止められ、バルコニーに避難した7人が救助された。 死亡した11人は煙を吸い込んだのが原因とみられている。 ハノイ警察は、放火容疑で51歳の男を逮捕した。男はカフェでビールを飲んだ後、店員と口論になったと報じられている。 口論の後、男はガソリンを買い、多数のバイクが止めてあった1階にガソリンを撒いて火をつけ、その場から逃走したと伝えられている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)