リバウド・イニエスタ・ロベカルらが東京に集結 武藤・大迫・宇佐美が“憧れの選手”すごさを語る
今シーズン活躍した選手や監督らを讃えるJリーグアウォーズが10日に開催され、MVPを獲得した武藤嘉紀選手をはじめ、ベストイレブンの宇佐美貴史選手、大迫勇也選手がそれぞれの憧れの選手について語りました。 【画像】15日に引退試合を行うイニエスタ選手 武藤選手が憧れの選手としてあげたのは、元ブラジル代表のロベルト・カルロス選手。左サイドからゴールを量産し、レアル・マドリードでも多くのゴールを挙げているレジェンドです。武藤選手は、ロベルト・カルロス選手の「悪魔の左足」といわれた強烈なキックをいつも参考にしていたといい「いまだに彼のキック力を上回る選手はでてきていないと思います。唯一無二なのかなって思いますね」と語りました。 そして、今シーズンのJリーグベストゴール賞を受賞した宇佐美選手が憧れたのは、元ブラジル代表のリバウド選手。宇佐美選手は、リバウド選手について「キックフォームがめっちゃすきでした。リバウドはシュートを打った後、軸足がとぶんですよ。あれが好きで結構まねして、全身を使ってシュートを打っているというか、そういうのもお手本にしているから僕はそんなに筋力ないんですけどシュートのパンチがあるんだと思います」と理由を述べました。 さらに、アンドレス・イニエスタ選手を憧れの選手としてあげたのは、今シーズン連覇を達成したヴィッセル神戸所属の大迫選手。イニエスタ選手は、前年までヴィッセル神戸で大迫選手らと共にプレーしており、大迫選手の入団のきっかけにもなったといいます。「僕が入団する時、テレビ電話で来てほしいって言ってくれてヴィッセルが優勝してるのもアンドレスがいたからこそ選手が集まってると思う」と振り返りました。 大迫選手が衝撃を受けたのがイニエスタ選手がヴィッセル神戸で初得点を決めたシーン。華麗なターンで相手をかわしたゴールを見て、ボールをとられない技術に感銘を受けたそうです。「アンドレスは力任せじゃない。本当に技術でねじ伏せる感じがすごくて全部すごい。ここにボールを置けば取られないでしょって場所を熟知しているので体にさわれない。気づいたら逆にいて手のひらで踊らされる感じ」とそのすごさを語りました。 そんなレジェンドたちが15日、神戸で5年間プレーしたイニエスタ選手の引退試合のために東京に集結。イニエスタ選手の相棒としてバルセロナでプレーしたシャビさんや、数々のスーパーセーブでレアルの守護神として活躍したカシージャスさんなどスーパースターが参戦します。