吉本新喜劇65周年! 全国ツアー行脚中・間寛平インタビュー
今年65周年を迎えた吉本新喜劇が、記念ツアーを実施。8月11日にテレ玉・吉本興業主催で埼玉公演が開催され、GM(ゼネラルマネージャー)を務める間寛平が、終演後のインタビューに応じた。 ――お客さんの反応はいかがでしたか。 「関東の方には、あまり吉本新喜劇になじみがないと思う。でも今回こうしてテレビ埼玉さんに呼んでいただき、ちょっとでも新喜劇の良さを知ってもらえたらいいなと。本当にありがたいなと思っています」 ――埼玉に何か、思い出はありますか。 「おふくろの妹とか、姉の子どもとかが、埼玉に住んでるんですよ。今日はぎょうさん来てくれてました。で、えらい怒っていました(笑)。なんで(公演)やるのに言うてくれへんかったんや、もう3階しかチケット取られへんって。前の席の方を取りたかったのにって(笑)。でもね、レイチェルとか(野崎)塁とか大塚澪ちゃんとか、若い埼玉出身の方が新喜劇に入ってくれているだけでうれしいですよね。これまではほとんど関西の子ばっかりやったので」
――今後の65周年に向けては、いかがですか。 「まだまだ頑張っていきたいですね。座長らはもうほっといても、一生懸命頑張っていけると思うけど、若い人らはまだまだ育てていかなあかんなと。埼玉出身の塁くんとかレイチェルが、本当にちょっとずつですけど笑いが分かってきて、舞台っていうものがどういうものかも分かってきて…。やっぱり、進歩しているよね。あの子らが今後埼玉で新喜劇を座長としてやっていくようになったらうれしいです」 ――ありがとうございます。これまでツアーを巡ってきて、大阪での公演との感触の違いなどありますでしょうか。 「これまではちょっと下ネタ言うたりしたら、関東の方って嫌がる方もいたじゃないですか。でも、最近はどんどん付いてきてくれている。関西って下ネタも多いし、めちゃめちゃ下品な言葉も言うたりもするんですけど、同じことを関東でやったらちょっと引かれていたんですね、今までは。ところが、最近はどんどん付いてきてくれている。今別府(直之)の、乳首触って『ピュッピュ~』なんて昔は関西ではウケて、関東では何これ…って感じやったけど、今日なんてむちゃくちゃウケてましたもんね(笑)。(リアクションの変化は)僕がGMに就任した5、6年前ぐらいからかな。小藪(千豊)が 60周年でツアーを回ったりしていたし、その時期くらいからちょっとずつ変わってきたんじゃないですかね」