【陸上】日本選手権“大会アンバサダー”に福島千里さんが就任!「たくさんの声援で盛り上げていきましょう」
日本陸連は5月23日、第108回日本選手権(6月27日~30日)の大会アンバサダーに女子100m、200mの日本記録保持者である福島千里さんが就任したことを発表した。 パリ五輪選考会の日本選手権 決勝の空きレーン作らず「次点の競技者を補充」 福島さんは、日本選手権では100mを2008年、200mは09年に初優勝。その後、100mは2年ぶりに制した10年から16年まで7連覇、200mは11年から6連覇を達成し、6年連続の「スプリント2冠」の偉業を成し遂げている。 22年1月に競技引退後は、順天堂大学陸上部の指導にあたるなど後進の育成に力を注ぐほか、自身の競技生活で培ったものを最大限に活かし、メディア活動を積極的に行い、陸上競技の認知向上に努めている。 福島さんはアンバサダー就任にあたり、「これまで選手として出場してきた大会に、このような立場で参加できることを嬉しく思います」とコメント。「今年はパリオリンピックが開催されます。たくさんの選手がオリンピックという大舞台に挑戦するための大会がこの日本選手権です。選手とともに緊張感を持ち、選手達の挑戦を会場全体で後押しできたらと思います。みなさん日本最高峰の大会をたくさんの声援で最高の雰囲気にして盛り上げていきましょう!」とエールを送っている。 今夏のパリ五輪の代表選考会を兼ねる日本選手権は6月27日から30日までの日程で、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われる。
月陸編集部