赤い服で登壇した理由を聞かれ、「明るい気持ちでやりたいな、ということ」と大塚家具の大塚社長

　ヤマダ電機は12日午後、記者会見を開き、経営再建中の家具販売大手、大塚家具を子会社化すると発表した。 【動画】ヤマダ電機、大塚家具の子会社化を発表　午後5時から記者会見 ※【＊＊＊＊　00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「ヤマダ電機、大塚家具の子会社化を発表　午後5時から記者会見（2019年12月10日）」に対応しております。 　　　　　◇　　　　　◇

子会社化でどのような成長を目指すのか

流通ニュース：本日はありがとうございます、流通ニュースと申します。ヤマダ電機では、生活提案という意味では、先に住まいる館をやっていらっしゃるかと思うんですけれども、今回の大塚家具の子会社化によって、今、従来の事業がどういう状態にあって、子会社化でどのような成長を目指していらっしゃるか、その未来があれば教えてください。 山田：今、私ども、つい最近、11月の下旬からテレビCMを変えました。見ていただいたかどうか。今までの、違う形のCMになっていると思います。このCMがお客さんに伝わる、伝わらないとまたいけないわけですけども、そのコンセプトが、そしてそれが、店にもそれが体現できるようにしていかなきゃいけないと思っているわけですね。 　それで、今までのヤマダ電機は、特に家具、インテリアについていえば、まだ始めて間がない中で、品ぞろえという意味についてはどうしてもボリュームゾーンからやっていくという、こういうような考え方で私どもは取り組んでまいりました。そういう過程の中で、1年とちょっとになりましたけれども、ちょうど大塚さんとこういう話があって、品ぞろえが、さらに幅が広がるということの中で、われわれが目指すシーン提案において、少なくとも、理想に近い格好の中で、最近は売り場が体現できるようになりました。その結果、売り上げのほうもここ順調に伸びてきております。 　ということで私どもの目指す「暮らしまるごと」、これにおいて、私どもはあくまでも家電がコアでございますので、ビジネスはですね。私ども独自のこういう提案をする。よく私どもは、取っ掛かった当初は、お客さまの声としてニトリさんとよく比較されました。だけど、私ども、もともとが既存の売り場にコーナーを一部、専用コーナーをつくってやるということでございますので、ニトリさんみたいな売り場が、それから比較すると3倍も4倍も違うわけですよ。そことレースしても、土俵には乗らないわけですね。