【ムエタイ】福田海斗が“ムエタイの重要拠点”サムイ島で6年越しのリベンジマッチ、メインイベントに登場
タイで活躍を続ける日本人ムエタイファイター・福田海斗(キング・ムエ)が、2024年11月27日(水)タイ・サムイ島にあるペットバンチャースタジアムの興行へ出場、過去惜敗している強豪パーンペット・ウォーサンプラパイ(タイ)と対戦することが発表された。 【写真】メインだけに対戦ポスター画像でも福田が大きく取り扱われている 福田は6月に名古屋で行われた『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』で元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者ヨードクンスック・ムーバーンチョンブーン(タイ)を4R TKOで下し、IMSA(国際ムエタイスポーツ協会)世界フェザー級王座を獲得。その後、8月2日(金)のランシットスタジアム『スックムエマンワンスック』メインイベントでペッチョラターン・コーアディサック(タイ)と対戦、“ムエカオ“同士の白熱した大接戦で僅差の判定で敗れたものの、評価の高い一戦であった。9月26日(木)にはラジャダムナンスタジアム『スックペッティンディー』ビックマッチへの出場が決まっていたものの、練習中のヒザの怪我でキャンセルとなったため、約4カ月ぶりの出場となる。 対戦するパーンペットは現在、サムイ島を拠点としてペットバンチャースタジアムの看板選手として活躍、常にメインイベントに登場しこれまで3連勝している強豪選手。過去、2018年に『True4U』スーパーフライ級王座を獲得して(vs.タナデー戦、2018年9月)初の試合だった福田海斗と対戦し、接戦で下して王者第1戦の福田海斗に黒星を付けた相手。福田にとっては因縁浅からぬ相手でリベンジしたい試合であろう。 現在、ペッティンディープロモーションはラジャダムナンスタジアムとランシットスタジアムで興行を開催しているが、今回のペットバンチャースタジアムでも月に1回興行を開催しており、今後タイのカジノ建設も噂されているこのサムイ島はムエタイ業界にとっても重要な拠点となるであろう。そんな重要地域でメインイベントを任される福田海斗、この一戦でリベンジを果たすとともにフェザー級のトップ戦線での活躍が期待されるところ。 なお、この試合はムエタイメディア「MUAYDED789」で生中継あり。試合時間は深夜25:30頃(日本時間)の予定だ。 サムイ島ペットバンチャースタジアム ▼第5試合メインイベント 128ポンド契約 3分5R パーンペット・ウォーサンプラパイ(タイ) カイト・ルーククロンタン(=福田海斗/キング・ムエ)
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【ムエタイ】最終ラウンドまでもつれる大接戦“チンダム”でギャンブラー大興奮!福田海斗が惜敗も「最高試合並みの良い試合だった」
- 【ムエタイ】福田海斗がヒジの乱れ打ちで切り裂きTKOで世界王座獲得
- 【RIZIN】階級上でも完勝、7戦無敗の秋元強真「正直、本当に納得いっていない」、判定負けの鈴木博昭「思った以上に相手の反応が良かった」
- 【RIZIN】“やり逃げ”はペナルティ「規定のファイトマネーを没収」。安保戦のライアン・ガルシアがドーピング検査に同意
- 【K-1】“超象”チャンプア・ゲッソンリット――日本で最も愛されたムエタイ戦士の今。心身を削る激闘は「タイ人で外国人の重量級と戦えるのは当時僕しかいなかったから」